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今季はプジョーからル・マン24時間に参戦することが決まっている1997年F1ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブがCDアルバム“Private Paradise”を2月19日にリリースすることが昨日発表されたが、ビルヌーブ本人の音楽に懸ける情熱、そしてアルバムに対する考えはどのようなものなのだろうか? ビルヌーブとのQ&Aをお届けしよう。 Q:ジャック、このアルバムがどのようにして生まれたのかを教えてくれますか? ビルヌーブ(以下JV):僕が音楽を愛しているというところから生まれたんだよ。もし音楽を愛していなければ、音楽に夢中になったり、アルバムを作ったりはしないだろう? まあ、一部の人は違うみたいだけど、そんなことをすれば最後にはダメになる。F1でのキャリアをスタートさせた1996年にギターを買って、曲を書き始めた。去年、ついにスタジオを借りて、正式にレコーディングをすることを決心した。どんな音になるのか、見てみたかったんだ。もちろん、目標はそれをリリースすることだった。音楽をまともにやりたくて、そしてちゃんとした人々と仕事をしたいなら、最終的にリリースする予定がないとダメなんだ。 Q:一時的な興味とは違うんですね。あなたは何千枚ものCDを買って、自分の音楽を理解しています。そのことについて、少し説明してもらえますか?また、このチャレンジは、モータースポーツでのあなたの功績と同じくらい上手くいくと思いますか? JV:僕は音楽に対して、異常なほど情熱を持っているんだ。ちょっとしたドラッグみたいになってる。大量のCDを買っているし、まあその中の一部はあまり良い音楽ではなかったりするけど、そのCDを何日もかけて、一枚一枚聞くんだ。そして、どの曲が良かったか、どの曲がイマイチだったかをメモしていくんだ。MP3のコレクションに入れる際に、迷わずに済むだろ? これは、僕の妻をかなりイライラさせるみたいだね。でも、高級時計なんかを買うより、ずっと安くつくよ! これは一時的なものなんかじゃない。音楽が好きか嫌いかという話で、もし好きなら、この先もずっとそうさ。 僕のキャリアはレースをすることであって、音楽を仕事にしようとは考えていない。仕事にしてしまったら、多くの責任や、やりたくもないことをしなくてはいけなくなる。政治的に正しい人間になる必要が少しは出てくるし、人々を喜ばせるために全力を尽くさなくてはいけない。それに、やりたくないことも出てくる。だから僕は音楽を“プロフェッショナルな趣味”としてとどめておくつもりさ! アルバムのレコーディングや、スタジオから購入した機具に投資したお金が戻ってくれば、それで十分だ。もちろん、多く売れればそれだけ嬉しいけどね。プロジェクトに情熱、時間、そして努力をつぎ込めばつぎ込むほど、それを成功させたいと思うものさ。 Q:あなたのファーストシングルはどのように生まれたのですか?これまでのところ、調子はどうでしょう? JV:ファーストシングルは、去年のカナダGPの時にリリースした。“Accepterais-tu?”というフレンチ・カナディアンの曲で、僕が書いたものではないんだ。フルリリースはしていなくて、僕のレストラン、「ニュータウン」そしてiTunesで売り出された。その頃、すでにアルバムの話が進んでいたから、グランプリに向けて何か出したかったし、シングルを出すことで、アルバムの発表への景気付けになればと思ったんだ。すごく評判が良かったし、とても嬉しかったよ。すべてはものすごい速さで話が進んでいった。レースの世界に比べて、音楽業界の作業ペースの遅さといったら、びっくりしたよ。だから僕たちは、普段の彼らのスピードよりも速いテンポで作業をしてもらった。結構おもしろかったし、ちょっとしたストレスでもあったね! 冬の間はレースもあったし、子どもも生まれるということで、アルバムのプロジェクトにはしばらくの間、手がつけられないほど忙しかった。アルバムは完成していたんだけれど、流通面のことや、あまり面白くないビジネス面に目を通す必要があったから、子どもが生まれてくるまで待つことにしたんだ。別のシングルもじきに発売されるけど、大きなニュースと言えば、2月19日にこのアルバムがリリースされることだね。 Q:アルバムのことについて、詳しく聞かせてもらえますか? JV:アルバムは“Private Paradise”っていうんだ。13曲収録されていて、うち4曲がフランス語、9曲が英語だ。モントリオールで2月19日(月)に発売される。僕のレストラン、「ニュータウン」でも販売する予定だ。 アルバムのうち、6曲は僕が書いた。他の曲は、僕の妹のメラニーと共同で書いたんだ。父について書いた曲もある。父が亡くなった後、80年代前半にメラニーが書き始めて、数年前に僕が仕上げた。これはアルバム制作のなかでも、僕たちにとっては特別なものになったね。個人的な曲はこれだけだ。アルバムのうち半分は、僕の友達や、僕の好きな人たちに書いてもらった曲で、アルバムに入れるべきだと思ったものだ。実は、曲のデモテープを聞いた時、僕はそれを隠したんだ。だから、まだ誰も曲を聞いていないんだよ! アルバムにはカバー曲もある。あまり人々に知られていない曲には素晴らしいものもあって、そんな曲をカバーしたいといつも思っていた。人々に聞いてもらう価値のある曲をね。まずは簡単なものを選んでみたよ。それと、アルバムには他のアーティストが書いたフレンチ・カナディアンの曲も入っている。いくつかデュエットもあるし、その中のひとつは、僕とメラニーとのデュエットだ。エリィとアメリー・ヴェールという若いフレンチ・カナディアンアーティストのふたりが歌った曲も2つある。僕の14歳になる妹ジェシカにも、小さなパートを歌ってもらったんだ。 アルバムを制作するにあたって、本当に素晴らしいひと時を過すことができた。ひとつは、ビラースで開催される24時間チャリティースキーショーのおかげでもあるんだけれどね。そこで、ダーティー・ベガスのスティーブ・スミスと仲良くなったんだ。僕がスタジオにいると、彼は僕がアルバムをレコーディングすることをとっても喜んでくれて、一緒にパリに飛んでくれたんだ。そしてバックコーラスや演奏などでアルバムに参加したり、あらゆるアイデアを出して、僕を助けてくれた。彼はものすごく才能があるし、大きな助けになったね。もうひとつは、レコーディングをしていた時のことだ。僕たちはイギリスに行って、テネブレ教会のコーラス隊とともに、いくつかの曲をレコーディングしたんだけれど、プロデューサーのフレッドと僕は教会の中で泣いてしまったんだ。あれは素晴らしい瞬間だったし、とても感動した。 Q:あなたはヴィラールの24時間スキーイベントで、アルバムの中から数曲選び、演奏をしましたね。楽しんでやったものですか? それとも、アルバム発売のためのパフォーマンスのひとつですか? JV:僕はライブパフォーマンスは好きではないんだ。作曲して、スタジオで制作して、歌が形になっていく過程を見て、そして音をつけて演奏するのが好きなんだ。でもあまり多くはやらないよ。たいていは、チャリティーのためだったり、アルバムを発表したりするくらいだ。僕は歌手ではないし、トレーニングも受けてないしね。即興のジャズセッションみたいに楽しければいいんだ。ステージに上がっても、全く緊張しないよ。だって歌手じゃないし、間違えても問題ないからね! Q:過去6ヶ月間のあなたの人生について教えてください。大きく変わったのではないですか? JV:ここ数ヶ月で変わったことといえば、息子のジュールが生まれたことくらいだ。そして、息子と妻という家庭を持ったことだね。他のことは重要ではないし、何かをやる時間もなかった。赤ん坊がいると、時間はいくらあっても足りないとみんな言っていたけど、僕はそれを信じていなかった。そして、それがどれほど素晴らしいものかということも聞いていたけど、それは僕が想像していた以上に素晴らしいものだったよ。 Q:ジャック・ビルヌーブが父親として経験する小さな出来事のなかで、何が一番心に残りましたか? JV:些細なことにこれだけの喜びを感じることが出来るなんて、本当に素晴らしいよ。小さな赤ん坊が笑ったとき、彼の手が動いたとき、その手で僕の指を掴んだとき。なんだか、この世にはそれ以上のことは何も存在しないのではという感じだった。自分に子どもがいない時に、他人が同じことをやっているのを見ると、「勘弁してくれよ」って思うだろう? でも子どもを持ってみると、人生は変わる。自分の中で、優先すべきものが変わるんだ。子どもの将来が完璧なものであるよう、それだけのために生きるようになる。家族はいつでも僕にとって大切なものだったし、僕も自分の家庭を築きたいと思っていた。妻と息子が健康でいてくれることこそが、僕にとって一番大事なことだ。 悪い面と言えば、睡眠時間が削られてしまうことかな! 赤ん坊とともにいたいと思うなら、睡眠時間に10時間確保するなんてことは諦めないといけない。4時間でも取れればかなり幸せなほうだよ。睡眠時間があまり取れないことにはすぐに慣れるし、5分でも空き時間があれば、目をつぶって体を休ませることだね! Q:息子のジュール君のために、アルバムのなかから歌を歌ったりしますか? JV:実を言うと、妻の前でひとりで歌うのは恥ずかしいんだよね。だからやらないよ! AUTOSPORT WEB http://news2.as-web.jp/contents/news_page3.php?news_no=9548&cno=31&b6Ec=1 昨日、取り上げたばかりのジャックへのインタビュー記事ですが、オートスポーツ・ウェブに全文掲載されていました。一部、修正させていただいて、こちらに載せさせていただきました。 今回のCDアルバム、当面は日本での発売はないようですが、なんとか入手する方法を探したいと思います。 |
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ジャックビルヌーブさんデビュー
トーチュウ F1 EXPRESSによれば、元F1ワールドチャンピオンのジャックビ... ...続きを見る |
246log 2007/02/07 09:53 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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記事を読んでいて胸が熱くなりました。 |
もも 2007/02/07 13:01 |
ももさん |
RYO 2007/02/08 00:25 |
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