ビルヌーブとプロスト - ベッテルに対する意見の相違

2人の元F1世界チャンピオンは、今年のタイトルホルダーであるセバスチャン・ベッテルの成長に関して、意見が合わない。

1997年F1世界チャンピオンのジャック・ビルヌーブは、ベッテルの才能を認めてはいるものの、今シーズン全体を通して、彼の振る舞いに感銘を受けなかったと語った。

「彼はとても速い。だけど、彼は感情を抑えるのに苦労しているように感じる」と、ビルヌーブ。

「彼がピットレーンで、スチュワードに対して指を上げているのを見た。このレベルにおいては、理解し難いことであり、まるで小さな子供のようだ」

ビルヌーブは、こういった状況の責任はレッドブルにあるとした。

「彼は全てのキャリアにおいて、同様の扱いを受けてきた。14歳のときには、彼はF1まで導かれる事を、すでに知っていた」

「ミスを犯した時、彼は『いや、何も間違った事はしていない。すべてが申し分ない』と話す。彼が今、チャンピオンとして、どういった反応を示すのか注目しよう」

「ハミルトンも、最初はちょっとそんな感じだった。でも、タイトルを獲った後に、彼は悪いシーズンを過ごして、今年、彼はついに一人前の男になった」

「今年、ベッテルは愚かにもウェバーと相討ちしてしまった。でも、チームはウェバーのせいだと言った。どうなるか見てみようじゃないか。もっと悪い方へと行くのか、あるいは、現在より成熟していくのか?」

「ハミルトンのようになるなら、彼はより多くのチャンピオンシップに勝つだろう。そうでなければ、彼は自らの過ちから決して学ぶことはない」

世界チャンピオンに4度輝いたアラン・プロストは、最近、レース・オブ・チャンピオンズのイベントにおいて、ベッテルと若干の時間を過ごした後、彼がベッテルのファンであることを認めている。

「彼はとても若いが、すでに非常に成熟している」と、アラン・プロスト。

「新鮮であり、私が本当に好きな情熱を感じる。これは、すべての若いF1ドライバーがそうだというわけではない」

「一部のドライバーからは情熱を感じない。それは、私を驚かせるものの一つだ。彼らは、ちょうどビジネスのためにいるようだ。しかし、ベッテルに関しては、新鮮さと情熱を感じる。そして、彼にはできる限り長く、それを保ってほしいと思う」

プロストは、2010年のチャンピオンシップにおけるベッテルの勝利を歓迎した。

「他のみんなと同様に、彼が若干の出来事において混乱を招いた時、私は少し批判的だった。だが、そのような気迫と性格のドライバーにとって、それを抑制するのは難しい」

「8月の後、根本的な変化が見て取れた。それから、韓国でのアクシデントを除いて、彼は最後の4つのレース全てに勝った。彼は偉大なチャンピオンだ。疑いがない」

「シーズン中盤だったら、違った評価を下したかもしれない。だが、最後に至って、 『ブラボー』と、言うことができる」と、プロストは結論づけた。

【参照記事】
Ex champs disagree over Vettel maturity

この記事に、あえて言うとしたら、今シーズンのF1世界チャンピオンは紛れも無く、ベッテルだということです。それを踏まえた上での、2人の元チャンピオンの意見ということだと思います。

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